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 夫婦で行く!情熱の国スペインゴルフ紀行

 

 

ハワイやアメリカ本土のプレー可能な有名コースでのプレーをほぼ終えて、いよいよ次のステージ・ヨーロッパへ!

ゴルフ発祥の地スコットランドが第一候補でしたが妻の2週間のリフレッシュ休暇は10月にしか取れず、

強風が吹き荒び厳しい寒さの中でのプレーが予想される為に残念ながら今回は断念。

第二候補はライダーカップやWGCが開催された、ヨーロッパのオーガスタと呼ばれるバルデラマがあるスペイン。

妻が学生時代ヨーロッパ各地を巡った時に、人が良く食事が美味しくて一番好きだった国だそうなので2人の意見が一致、

「スペインは歴史的な観光名所が多くゴルフだけではもったいないので行ってみたい各地を巡ろう」

「ついでに各地で美味いものをたくさん食べよう」など、妻とのノリのいいやり取りを経て、

スペインを代表するゴルフコースを巡りながら、10月でも夏のように暖かいコスタデルソルやイスラム建築の最高峰アルハンブラ宮殿、

そして、ピカソやダリ、もちろんバルセロナでガウディの芸術作品を存分に堪能した2週間となりました。

我々の体験が皆様の旅の参考になれば幸いです。

 

 

 

 <目次>

 

 第一章 ~2015年10月スペインへ~

 

 旅の準備/コスタデルソル

  ミハス観光と食べ歩き

 マルベーリャとプエルトバヌス観光

 マラガ観光

 

 第二章 ~スペインゴルフ1~

 

 アルカイデサリンクスゴルフリゾート

 タリファ観光

 極上のサンライズ

 バルデラマ

 

 第三章 ~グラナダへ~

 

 フリヒリアナ観光

 パラドールデグラナダ

 グラナダの街歩き

 アルハンブラ宮殿

 

 

 第四章 ~スペインゴルフ2~

 

 エルサレール

 パラドールデエルサレール

 ジローナ

 PGAカタルーニャ

 

 

 第五章 ~バルセロナ~

 

 ガウディズネスト

 サグラダファミリア

 パブロ・ピカソ

 サルバドール・ダリ

 バルセロナ街歩き

 

 

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 第一章 ~2015年10月スペインへ~

 

 

 旅の準備

 

アメリカゴルフ旅行の場合、まずはプレーしたいコースを決めてその周辺で興味を引く場所があれば軽く観光する程度でしたが、

今回のスペインは、バルデラマでのプレーはマストとして、行ってみたい場所を2人で出し合い

2週間の中でつなぎ合わせるスケジューリング作業になりました。

2015年当時スペインは日本からの直行便がなく、今回の様に長期休暇ではないとなかなか行きづらい国。

優先順位をつけて、ゴルフランキング上位のコースやスペインゴルフのメッカ・コスタデルソル(太陽海岸)、

そして、アルハンブラ宮殿、バレンシア、バルセロナを巡る地中海沿岸を北上するスケジュールにしました。

首都のマドリッドや古都トレドも捨てがたい観光地ですが、日本の1.3倍の面積があるスペインなので2週間では到底無理、

プラド美術館やソフィア王妃芸術センターを巡りラス・メニーナスやゲルニカを観たかったのですがこちらは次回のお楽しみにします。

まずはレンタカーの予約をと思いレンタカーサイトを覗くと、ヨーロッパはマニュアル車が多いと聞いていましたが、

いつも借りている料金の安い小さなクラスの車はマニュアル車のみでオートマ車はミドルクラス以上になり料金が割高。

しかし、数年前にハワイで久しぶりにマニュアル車を運転したらかなり苦労しとても自信が持てないのでオートマ車しか考えられない。

そして驚いたのが免責額の高さ、事故があった場合13万円ぐらいまでは自分で払わなくてはならず、

それをカバーする免責軽減保険が1日6000円。地域によってレンタカー事情が全然違うんですね。

いつもは旅の期間すべてレンタカーを借りていますが、これでは2週間借りると総額が15万円以上になりとても借りる気になりません。

そこでレンタカーの借りる期間を少なくするスケジュールに変更、

かなり移動がシビアになりますが、旅の前後をレンタカーでの移動がない観光にして途中7日間だけ借りることにしました。

これでスケジュールはほぼ決まり予約作業をスタート。

妻がどうしても泊まりたいというアルハンブラ宮殿内のパラドール(国営のホテル)は大人気で10月中旬で空いているのは1日のみ、

これに合わせてホテルやレンタカー、今回は行きたい多くの施設の事前予約も必要なので妻は大変そうでした。

アメリカ旅行で大活躍のカーナビ・ガーミンのヨーロッパ版のチップもアマゾンで安値で購入が出来て出発1ヶ月前に準備完了、

あとは出発を待つばかりです。

 

 

コスタデルソル

 

JAL14時成田発の便でトランジット先のパリへ。入国審査の職員からボンジュール・ムッシュと言われて少し感動。

乗り継ぎ時間は2時間半でしたが通しで航空券を買っているので荷物はバルセロナまでスルーなのでピックアップしなくてよく、

アメリカとは違い入国審査は挨拶程度で済み、搭乗ゲートで本場のエスプレッソを飲みながら1時間以上のんびり。

アメリカとは違う人種の豊富さがあり、顔つきが微妙に違うのでこの人はどこの国の人なのだろうか?と初のヨーロッパなので人間観察。

マカロニウエスタンの撮影地として記憶があったピレネー山脈は夜間でよく見えませんでしたが1時間40分のフライトでバルセロナに到着。

タクシーに乗り空港近くのホテルに着いたのは深夜なので、スペインの雰囲気は全然感じられず日本と同じでけっこう肌寒い。

翌日8時にチェックアウトして空港へ戻り国内線に乗って2時間で人口56万人のアンダルシア州中心都市マラガに到着。

荷物を受け取り外へ出るとバルセロナとは違い暖かさが心地良く、タクシーを待っているとイメージ通り陽気なラテンの人々のはしゃぎ声が飛び交う。

ここから宿泊地フエンヒローラまでは南西に30km車で1時間弱、スペインの運転状況を観察すると皆かなりスピードを出し車線変更も強引でいやな感じ。

レンタカーで1600kmを走破しなければならないので運転するのが少し憂鬱になった。

高速を降りると交差点はラウンドアバウト、これはアメリカで慣れていますが交通量が多い所は2車線あり走行ルールが複雑そう。

坂を下り街の中心部を通り過ぎて海岸に面したホテルに到着したのが15時、時差が7時間あるので日本を出てから丸1日以上かかった。

やはりヨーロッパ旅行で乗り継ぎがあると目的地に着くまでが大変、でもさまざまな街の情景が見られるので海外旅行の楽しさでもあるんでしょう。

4泊するこのホテルは、豪華さはないけれど小奇麗で寛げるソファースペースや小さなキッチンスペースがあるコンドミニアム風でまずまずの部屋の広さ。

そして4階のバルコニーからはリゾート地らしい海岸線の街並みや水面が煌めく初めて見る地中海が望めて大満足。

ビール片手に景色を眺めながらバルコニーでのんびり寛ぐのが好きなので、ここのホテルはグッドチョイスでした。

フロントにはキャディバッグを持った数多くの男達が楽しそう、1階にはゴルフツアーの会社がありここを拠点にゴルフ三昧するのでしょう。

コスタデルソル(太陽海岸)はアンダルシア地方の約180kmに渡る海岸線の総称で、1年中温暖な気候のためヨーロッパ中から人々が訪れる楽園です。

いてもたってもいられず荷物の整理は後にして、初夏のような気候に合う服装に着替え2人心を弾ませてさっそくビーチへ。

ここは大衆のリゾート地でリタイアした人のために街が作られ、海岸線にある建物はほとんどが居住用のコンドミニアムだそうで、

綺麗に整備された海岸線の遊歩道を行き交う人々は年配者が多くのんびりとした感じで居心地が良い。

せっかく4泊するのでここから西へ30km行った高級リゾート地のマルベーリャにするか迷ったそうですが、

鉄道の終着駅とバスの発着場があり観光地へのアクセスを考えてこちらを選んだと言ってましたが、私は断然こちらの方が肌に合います。

ビーチサイドではコスタデルソル名物のイワシの串差しを焼いていて、香りにつられて堪らずレストランに入りイワシとスペインビールで乾杯。

地中海を眺めながらほっと一息、遥々やって来たスペインでの1杯目は格別の美味しさです。

遊歩道では大勢の黒人集団がブランドバッグや時計、スニーカーなどを抱えて売り歩き異様な光景、

我々のテーブルにも不気味な笑顔で参上しましたが、どうせ偽ブランド物だしとても買いたいと思える代物ではなく苦笑いしてお断り。

この黒人軍団はこれから行くコスタデルソルの観光地でかならず見られたので名物の風景なのでしょう。

アフリカから地中海を越えて出稼ぎに来たのでしょう、彼らは真剣でしたがとても陽気でイカシテいました。

近くのスーパーで買い出し、ビール売り場には多種多彩な種類が並びサンミゲルと星のマークのエストレージャで悩みましたが、

ロゴを見たことがありスペインらしい名前のサンミゲル350mlを4日分で24缶購入、

値段は種類により違いますが一番安い物を選び1缶50円程度とアメリカ並みに手頃なのでビールファンにはとても嬉しい。

ホテルに戻りスーツケースを広げそそくさと荷物整理を終わらせて、バルコニーでビールと日本から持参した柿ピーと味好みで一休み。

秋なのに夏のような穏やかな風がそよいでいる地中海リゾートに身を置いている、何とも言えない幸福感に心身ともに満たされました。

太陽の位置からしてここからだとサンセットはすぐ脇まで迫る山側で建物の陰になり見えませんが、サンライズは地中海から良い感じで拝めそうだ。

この時期の日没はサマータイム中なので20時、まともな食事をしていないのでお腹がすいてきたのでお楽しみのバルへ繰り出す。

宿泊するホテルの1階に3軒並んでいるバルの中で一番雰囲気が良さそうなぺぺズバーという名の店に入ると、

小柄なおじさんマスターが笑顔で迎えてくれて、カタクチイワシの酢漬けとミートボール、スパニッシュオムレツをオーダーしビールでバルデビュー!

小皿に盛られた料理はどれもがとても美味しく、シャイですが愛嬌のあるマスターも気に入って毎日1軒目ここに通うことにしました。

2日後の10月12日はコロンブスが1492年に新大陸を発見した日を祝うイスパニアデイでスペインは祝日、

今日から3連休になるのでこの為なのか店の前の路地を伝統的な衣装に身を包んだ男女が馬に乗り疾走してとても華やかだ。

ほろ酔い気分で店を出て周辺を散策、賑やかな声が聞こえる建物の間の広場ではテントを張り大勢の人々が酒盛りし脇では先ほど見た方々。

覗きに行くと着飾った若くて魅力的な女性が手招きしてくれて一緒に記念写真、妻は呆れていましたが思いがけずラッキーでした。

スペインでは毎晩3軒はバルを梯子しようと言っていましたが、今日は移動で疲れたので無理をせず

明日の観光に備えてバルコニーで夜景を眺めながらビールを2、3本飲んで就寝、イメージ通りの素晴らしい旅を期待させる初日になりました。

 

 

 

  

 

 

 ミハス観光と食べ歩き

 

日の出は8時ですが白い街並みが綺麗で有名な観光地ミハスは混み合うのでサンライズは明日のお楽しみにして、

夜明け前のまだ暗い中ホテルを出てちらほら開いているカフェから良さそうな店を見つけて朝食。

バスターミナルへ行くとさまざまな観光地に行くバスを待つ人々で溢れている。

ミハス行きの8時のバスに乗り出発、急こう配の坂道を20分程登って行くとミハスの中心部へ。

観光地化されていてホテルやレストラン、土産物店が多く建ち並らびとても賑やか。

年間300日以上が快晴と言われるコスタデルソルなのに生憎この日は小雨交じりの悪天候、

10月から3月までは雨季とガイドブックに書いてあったがその通りになりちょっと残念。

写真で見たような鮮やかなスカイブルーの青空と白く塗られた建物、強い日差しで出来る陰影の街並みは見ることが出来ませんでしたが、

靄で全体が白で包まれる幻想的な光景と、壁に小奇麗に美しく飾られた花々の鉢が印象的でこちらも悪くない感じ。

ここミハスは紀元前から大理石や水晶などの鉱物資源に恵まれ栄えていましたが1950年代に枯渇し、

強い日差しや疫病対策で塗られている石灰を含んだ白壁の建物だらけの街を、行政と住民が協力して整備し有名な観光地にしました。

壁の鉢は行政が提供して路地ごとに鉢の色を青や緑などで統一し、アンセリウムなどの花の色が加わり心が躍る街並みになっています。

無数ある迷路のような細い路地には、見慣れない革製品や花を描いたカラフルな陶器、可愛らしい小物、オリーブオイルなどの土産物店も興味深く、

アラブの街に迷い込んだような不思議な空間で、普段店巡りが苦手な私でも興味がそそられて楽しめる場所でした。

名物のロバタクシーの停車場に行くと乗る客が少なくロバも暇そう、

せっかくだから乗っても良いかなと思っていたのですがこの雨ではそういう気分にはならず。

続いてこちらもミハス名物ガラピニャーダ売りの屋台、

年期の入った大鍋で炒めて作る砂糖を絡ませた甘いアーモンドやピーナッツは香ばしくて美味しいそう、

3パックで5ユーロは手頃な値段で、バルコニーで寛ぐ時の良いツマミになりそうなのでもちろん購入。

作っているおじさんはペペズバーのマスターと見た目が良く似ていてこちらも愛想が良くフレンドリー、テントに書いてある名前がぺぺで驚きです。

ここには雰囲気の良いバルも多くあり長居をしたかったのですが本降りになって来たのでバス停前のカフェで休憩。

コーヒーを飲み過ぎていたのでスペインではポピュラーなマンナニーニャというハーブティーを注文、

ハーブのほのかな香りが漂い独特ですが落ち着く味でとても美味しく、この旅では定番のメニューになりました。

フエンヒローラへ戻り、昼食はガイドブックに書いてあったレストランが集まるモンカジョ通りへ。

海岸通りから1本入った150mほどの通りで、スペイン、イタリアン、フレンチ、中華などさまざまなレストランが密集しランチを楽しむ客で大盛況、

この街で1週間滞在していてもこの通りだけで食事は事足りそうな魅力的な通りです。

身体が冷えていたので温かいパエリアを目指して、ちらほら物色し客が多く入って賑やかな店のテラスに着席。

バレンシアで農作業の合間に火をおこし鳥やウサギの肉、野菜、米を入れて作ったのが起源のパエリア(現地語ではパエージャ)ですが、

エビやムール貝、イカなどが入ったお馴染のシーフードパエリアが良くてこちらをオーダー。

やはり本場で食べるパエリアは格別、たっぷりのオリーブオイルと地中海で獲れた新鮮な魚介類の味が濃厚に染み出た感動の美味しさ。

一緒に頼んだマッシュルームのガーリック炒めもビールにピッタリで、昼からほろ酔い気分になれるのがスペインらしくて良いですね。

ホテルに帰って再びバルコニーでのんびりし、夜はペペズバーで軽く引っ掛けて再びモンカジョ通りに舞い戻り今度の目当てはイベリコ豚の生ハム。

通りの一番奥にある店が吊り下げられた生ハムの数が最も多く、店内も賑わっていたので入店。

昼に食べ過ぎたので生ハムだけをオーダー、大量に盛り付けられた生ハムは口の中でアブラがとろけ何とも言えない旨みが堪りません。

日本でもスペイン産の生ハムを吊り下げている店でよく食べますが、雲泥の差でこの味の違いは一体なんなのでしょうか?

やはり、パエリアもそうですが名物は本場で食べるのが一番なのでしょうね。

 

 

 

  

 

 

 マルベーリャとプエルトバヌス観光

 

今日はバスに乗って高級リゾート地のマルべーリャと、ヨーロッパのセレブやアラブの大富豪が訪れるプエルトバヌス観光です。

コスタデルソルの美しい海岸線に沿った道を進み、水面が煌めく地中海とスペインの街の雰囲気が感じられ観光気分、

バスは2両連結で初めて乗りましたが大勢を乗せられ合理的なので、観光立国を目指す日本でもこれから普及する事でしょう。

30分でマルべーリャに到着し、旧市街へ向かうとミハスのような白い建物の街並みが続き趣があります。

旧市街の中心にあるナランホス広場にはオレンジの木が多く植えられて、絵になる綺麗なレストランが軒を並べテラス席がおもてに張り出し、

建物にはブーゲンビリアや色鮮やかな花々が綺麗に飾られていて散策が楽しい。

セントマリア大聖堂を拝観すると、中世を感じる建物内で信者の方々が熱心に祈りをささげ荘厳な空気に包まれていて、暖かい気持ちになりました。

昼になりお腹が空いてきたので海を見ながらランチをしようとビーチへ。

フエンヒローラとは違い高級ホテルやまだ新しく立派なリゾートマンションが立ち並び、洗練されたビーチリゾートが目の前に広がります。

長い海岸沿いにはオープンテラスのレストランが数多くあり、客が多く一番海が良く見える席を見つけて入店。

ランチビール、エビのアヒージョと牡蠣、野菜焼きにオリーブ、どれも美味しくて、海を眺めながらリラックス出来て至福のひと時でした。

コスタデルソルの宝石と言われるマルべーリャは、1970年代あたりからロッドスチュワートやショーンコネリーなどの超一流セレブが訪れ有名になり、

今では年間100万人の観光客が来るそうで、この日は3連休なので街は特別大賑わいなのでしょう。

続いてマリーナから高速船に乗りプエルトバヌスへ、30分の地中海クルーズを味わえます。

港に着くと豪華な船がたくさん停泊し、ヘリコプターを搭載している豪華クルーザーは圧巻、アラブの王族が地中海を走らせ来たのでしょうか?

街は高級車ばかりでリッチな雰囲気を醸し出す大勢の人々がみんな笑顔でとても楽しそう。

セレブの街なのでお洒落なレストランやブランドショップが数多くあり、少し気後れしながら目当てにしていたエルメスへ。

買いたかったものはなかったみたいですが、親切な店員さんといろいろ話せて満足そうでした。

 

 

 

  

 

 

 マラガ観光

 

サンライズを見る為にまだ暗い6時からバルコニーでコーヒーを飲みながらスタンバイ。

連日厚い雲が空を覆っていましたが今朝は快晴、明日は日の出前のチェッアウトなので、

ラストチャンスで地中海から登る完璧で綺麗なサンライズを見られて良かったです。

今日は1時間電車に乗ってマラガ観光、紀元前1000年代フェニキア人によって作られた世界でも最古の都市のひとつで、

アンダルシア地方の中核都市だけあり歴史を感じる建造物が建ち並び、ブランドショップも揃っているので多くの人々で賑わっています。

マラガのシンボルのエンカルナシオン大聖堂を通り過ぎ、路地に入るとピカソ関連グッズを売る土産物屋が現れてピカソマラガ美術館へ到着。

16世紀に建造されたブエナビスタ宮殿を改築し2003年オープン、ピカソの親族から寄贈された200点以上の作品が展示され、

有名な作品はありませんが10代の頃の作品などもあり、日本語のオーディオガイドのお蔭で作品への理解度が高まり興味深く鑑賞できました。

中庭には木漏れ日が当たる落ち着いた喫茶スペースがあり、歴史的な建造物を眺めながらのコーヒーブレイクも心地良かったです。

近くのメルセ広場脇には生家があり10歳まで過ごし、広場にはベンチに腰かけた銅像があって観光客に混じり一緒に腰かけて記念写真。(笑)

生家も見学できたのですがバルセロナのピカソ美術館にも行くのでここは見送り、お腹が空いたのでマラガ一の大きさを誇るアタラサナス市場へ。

アラブ風の門を抜けると新鮮な魚介類やフルーツ、チーズや生ハムなどの肉類を売る店が数多くあり活気があります。

立ち食いのバルスペースがありみんな美味しそうに食べているので、堪らず我々も生エビと小魚のから揚げでまずは一杯。

続いて外のテラス席へ移動してパエリアとともに一杯、手軽に飲めるスペインのバル文化は最高です!

 

 

 

 第二章~スペインゴルフ1~