2人予約、ゴルフ旅行、レベルアップ、ラウンドレッスン、ゴルフ場デビューならペアゴルフクラブ

 

 

 

 夫婦で行く!楽園ハワイゴルフ紀行

 

 

ブルーに輝く透き通る海と澄み渡る青空、南国の花が咲き心地良い海風が吹く中で至福のプレー。

ハワイは日常生活を忘れて心からリラックス出来る世界有数のゴルフの楽園です。

我々は1997年に初めてハワイゴルフを体験し、その素晴らしさに魅かれて毎年訪れています。

オアフ島、マウイ島、ラナイ島、ハワイ島、カウアイ島、モロカイ島にはそれぞれ特徴のある約80コースがあり、

自然を体感できる観光を組み合わせて、何度言っても飽きない誰もが満足出来るリゾートゴルフ旅行が楽しめます。

我々の体験が皆様の旅の参考になれば幸いです。

 

 

 

 <目次>

 

 第一章 ~2014年GWカウアイ&マウイ旅行

 

 旅のスケジュール/旅行準備/ワイキキの朝/5年ぶりのカウアイへ

 

 プリンスヴィルリゾート/カウアイ2日目

 

 カウアイ3日目/カウアイ4日目

 

 素晴らしいカウアイ/カウアイの観光/カウアイのゴルフ

 

 いよいよマウイへ

 

 

 

 第一章 ~2014年GWカウアイ&マウイ旅行~

 

 

 旅のスケジュール

 

最近はアメリカ本土の有名コースでのプレーに熱心になっているのでハワイへは年に1、2回。

正月にアメリカ西海岸に行ったので今回のGWはハワイに決めました。

ハワイにはゴルフコースを有する6つの島があるので、どの島へ行くかは妻と話し合いになります。

だいたい10日程度の日程になるので2島が楽しめるオアフ島と他島(ネイバーアイランド)の組み合わせが基本、

ネイバーアイランドのセレクトは我々がハワイで一番好きなカパルア・プランテーションコースがあるマウイ島と、

妻がハワイで一番好きなホテル・フォーシーズンズファラライがあるハワイ島が軸でだいたいは交互になります。

そして、コストは高いのですがもっともハワイリゾートらしさを味わえるラナイ島は行き易さからマウイ島の時にチョイス。

行く島が決まったら私がプレーしたいコースを日程の中に振り分けたスケジュール表を作成します。

昨年の夏ハワイ島に行きましたので今回はマウイ島にすんなり決定、さっそくスケジュール表作りです。

デスク脇には初めてカパルアを訪れた時に購入したプランテーションコース18番セカンド地点の絵が飾ってあります。

私のゴルフ最大の夢はここで2オンしてイーグルをゲットすること。このコースは毎年US-PGAの開幕戦が開催され、

2000年の大会でタイガーとエルスが最終日このホールでお互いイーグルを決めてプレーオフに突入。

あの2人のプレーは今でもUS-PGAファンである私のベストゲームとして心に刻まれています。

レギュラーティーから585Y、しかし高低差がかなりあり落下ポジションが良ければスロープを勢いよく転がり落ちて2オンが可能。

2年ぶりのカパルア、ハワイのアーティストの曲を集めて毎年リリースされているオムニバスアルバムのALOHA HEAVENを聴き

この絵を眺めながら想いを巡らすひとときは至福です。

マウイ島のコースはすべてプレー済なので今回はカパルアのみ、

もうひとつのベイコースも久しぶりにプレーをしたくなりプランテーションコースは2ラウンド。

さて、他の島はどうしようか?昨年GWにオアフ島はたっぷり楽しんだのでラナイ島かカウアイ島が良いな。

妻はホテルのプライオリティーが高いのできっとラナイ島に行きたいだろうけど、私はローカル感が心地良いカウアイ島に5年ぶりに行きたい。

コースもカウアイラグーンズゴルフクラブの整備がやっと終了し、マカイゴルフクラブもセントレジスに経営が変わり良くなったらしいので、

マウイ島とカウアイ島でスケジュールを作り提案することにしよう。

 

 

 旅行準備

 

妻の了解はすんなりと得られてスケジュールを元に予約開始。

分担は私がゴルフコースとレンタカー、妻が航空券とアコモで、まずは航空券の入手が先決。

一応我々のメインキャリアーはJALで、マイレージの無料航空券をキャンセル待ちしていて妻の分は取れていたので私の分待ち。

しかし、出発2週間前になっても取れずに仕方なく妻より1日早い便を購入、1人でハワイに宿泊するのは今回が初めてになります。

アメリカ本土に行くようになってから目的地により安さが魅力のアメリカンやユナイテッドなども利用するようになり、

日々変動する料金に戸惑いながらも、JALにこだわらずフレキシブルに対応できるようになってきました。

アコモはネイバーアイランドの場合キッチン付のコンドミニアムが基本。

外食の煩わしさがなく経済的、自分たちのペースでのんびり出来るのがいいですね。

そして、最近はバーベキューグリルのあるコンドが最優先。屋外で調理して食べる夕食は開放的で気持ち良くとても美味しい。

予約はVRBOというオーナーから直接借りられるアメリカの宿泊予約サイトをよく利用しています。

サイトは詳細が細かく記載されていて写真も多くイメージが沸き料金も格安、

オーナーと直接やり取りをするのでリスクと煩わしさはありますが我が家は満足しています。

アコモ好きの妻はこのVRBOで、条件に合ったコンドを十数件ピックアップして1、2週間かけて別荘を購入するような真剣さで検討。

旅行はスケジュールを考えている時や宿泊予約などの準備をしている時も楽しいものです。

今回のカウアイはVRBOで空いている良い部屋がなく、初めてAhh!アロハカウアイバケーションサービスというサイトを利用。

プリンスヴィルのマカイゴルフクラブ8番ホール脇の海が見える理想的なコンドミニアムが割安な料金で出ていて4泊予約しました。

さすがネット大国アメリカ、探せば目的に合った色々なサイトがあり助かります。

マウイの宿泊はカパルアでのゴルフがメインなのでいつもカパルアヴィラですが、今回は友人の計らいでウェスティンカアナパリに4泊、

どうでもよい私が1泊するワイキキのホテルは、何度か利用して安くて好立地にあるオハナウエスト。

ゴルフコースの予約は、GWのネイバーアイランドは日本人観光客以外長期休暇ではなく比較的空いているので事前には取らず、

ゴルフコースのサイトか料金が下がる可能性があるアメリカのゴルフ予約サイトGOLF NOWのどちらかで直前予約することにしました。

レンタカー予約は、ネイバーアイランドの場合は台数がオアフ島に比べると少なく早めが鉄則。

車がなければ移動手段がないので、予約が出来なければ旅行のスケジュールを変更しなければなりません。

我々はバジェットとアラモを利用していますが、今回は比較して料金が安かったアラモで予約。

さあ、これで旅行準備は完了、いよいよ出発です。

 

 ワイキキの朝

 

写真はオハナウエストの部屋のバルコニーから見える景色です。正面はビル群に隠れていますがダイヤモンドヘッドが少し見え、

山側はアラワイゴルフコース、海側はロイヤルハワイアンホテルの先にワイキキビーチが少し見える十分な眺望。

妻とホノルル空港で9時に待ち合わせをしているので6時に起床。ホテル隣のフードパントリーでコーヒーとベーグルのセットを買って、

ハワイ独特の匂いや優しい海風を感じながらぼんやりとワイキキの景色を楽しみながらの朝食は最高に心地良い。

そして、バスのエンジン音やクラクション、パトカーのサイレンなどハワイで唯一都会の喧騒を感じられるのもワイキキならではで貴重です。

今回は1泊だけですが妻のいない初の1人ハワイ、昨日は仲良くして頂いているゴルフツアー会社の社長と再会して昼食。

夕方からはマウイで合流する15年来の友人と、男2人でダイヤモンドヘッドが良く見えて最近お気に入りのシェラトンのテラスバーで雑談。

気の合う仲間と楽しく過ごせたので、妻のいないこういう旅行ならたまには良いかも知れません。

 

 

 

 

 

 5年ぶりのカウアイへ

 

ホノルル空港の到着出口とインターアイランドターミナルの間にある喫煙所で妻と合流するために待機。

私は愛煙家ですがハワイはアメリカ1喫煙には厳しい州、2006年新禁煙法が執行されてホテルやレストランはほぼ禁煙。

レンタカーも喫煙すると罰金250ドルなので、長いフライトのあとここで一服するのがルーティーンになっています。

最近日本でも喫煙には厳しく煙草の値段も外国並みに高くなる傾向にあるので、私の喫煙生活も徐々にフェードアウトしていくのでしょう。

さて、オンタイムで妻が無事ハワイに到着。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ後はセキュリティーチェックが厳しくなり込み合うので、

乗り継ぎは2時間必要と言われていますがちょうど良い便がなく、今回1時間半弱しか取れず不安でしたのでほっとしました。

インターアイランドの出発ロビーに、ラナイ島フォーシーズンズホテルのラウンジが出来て妻は少し複雑な表情。

きっとカウアイ行きに決めたことを後悔しているのでしょう。次回はこのラウンジで寛ぐのが楽しみです。

こじんまりとした出発ロビーでネイバーへの飛行機を待つ時間は、これから訪れる島で過ごす夢のような日々を想像し気分が高揚します。

でも、よく出発ゲートが変更になるので要注意。アナウンスが早口の英語なので聞き逃して乗り遅れそうになり焦ったことがあります。

アイランドエアーで西に飛行し30分、深い緑色の山並が美しい別名ガーデンアイランド(庭園の島)カウアイ島のリフェ空港に到着です。

ハワイアンミュージックが流れるターミナル内は吹き抜けになっていて、ハイビスカスやレッドジンジャー、バードオブパラダイス、アンスリウム、

ランなど南国の花々が綺麗に飾られ、その甘い香りとやさしく心地良いハワイ特有のそよ風が温かく旅行者を出迎えてくれます。

ハワイを訪れるようになって17年、以前よりも辺りのことにいろいろ目が行くようになり、

細かい気づきやちょっとした感動で旅の楽しみが増えました。

3度目のカウアイ島、2003年初めて訪れた時に一番驚いたのは野生のニワトリの多さ。他の島で野生のニワトリなんて見たことがありません。

ゴルフコースやビーチ、道端など至る所に、鋭い眼をして強靭な肉体を持つ逞しいニワトリが闊歩していて恐ろしいくらい。

1992年9月11日にカウアイ島を直撃したハリケーン・イニキが、鶏小屋を破壊し逃げ出したのが原因だそうです。

近年ハワイを襲ったハリケーンの中でも最大級の規模で、家屋約1,400戸が全壊、半壊も5,000戸以上で島に深刻な被害を与えました。

この時ジュラシック・パークの撮影で訪れていたスピルバーグとスタッフ大勢がハリケーンに遭遇、

嵐が島を襲うこの時のリアルな映像は実際映画で使用されています。

レンタカーをピックアップして宿泊先のプリンスヴィルまで1時間。分かり易い一本道の56号クヒオハイウェイを北上、

空港を出て10分程度走ると右手に、ムニシパル(公営)のワイルアゴルフコースが見えてきます。

1920年開場のハワイでも3番目に古いコースで、カウアイ島出身のデビッドイシイプロがハイスクール時代にここで腕を磨いたそうです。

ちなみに1番古いのは1898年開場のオアフ島にあるモアナルアゴルフクラブ、当初は18ホールありましたが現在は9ホールになっています。

2番目は1913年開場のオアフカントリークラブで、ここは現存しているアメリカ西海岸のプライベートコースで一番古いそうです。

両コースともにメンバーコースで一般のゴルファーがプレーをするのは相当ハードルが高いです。

ワイルアゴルフコースは2008年にプレー、観光客は少なく簡素なクラブハウスのレストランではロコ達が和気あいあいと談笑、

ビールを賭けて勝負していたのでしょう、ムニシパルならではの独特の雰囲気が漂いとても楽しそうでした。

コースは1番から3番まで息をのむ絶景ビーチが見られ、17番は海に向かって打っていく名物のパー3がありプレーをする価値があります。

プレー費が格安ですからコースは混んでいて、80歳近くには見えるご夫妻と9ホールをご一緒させていただきました。

聴くと以前観光で訪れた時に自然豊かな環境が夫婦ともに気に入り、リタイヤ後にメインランドから移り住んできたそうで、

週に2回はぶらりとここに来て若者とジョイントプレーをするのが最大の楽しみだそうです。

2人距離はもちろん出ませんが大変お上手でプレーも早く、こちらがナイスショットをすると笑顔で褒めてくれて

とても幸せな気分になれたひとときでした。いつまでもご夫婦仲良くお元気にプレーをしていて欲しい気持ちでいっぱいです。

 

 

そして、王族が結婚式を挙げていた神秘的な観光地、プレスリーの映画ブルーハワイでも有名なシダの洞窟へと向かうワイルア川を渡ります。

観光地は一通り行きたいと思っているので今回も妻に提案しましたがあえなく却下、興味がないらしいですが歳をとったら行きたくなるかな?

多くのホテルやコンドミニアムが建ち並び、住民も多く住むカパア周辺は慢性的に渋滞しています。

カパアではアストンアイランダーとポノカイリゾートに宿泊しましたが、高級リゾートホテルにはない素朴さがカウアイらしくどちらもビーチサイド。

ローカル感溢れるレストランや土産物のショップも数多くあり、普通のハワイらしさを感じられる街なのでお薦めです。

 

 

街を抜けると海岸線を右手に眺めながらの爽快なドライブが楽しめ、しばらくすると熱帯雨林地帯に入ります。

今は閉鎖されていますがさまざまなフルーツの試食や採れたてジュースが楽しめ観光客に人気のあったグアバカイプランテーションや、

ノースショアの絶景の山並みと雄大な海を望め多くの海鳥が見られるキラウエア灯台を通り過ぎると、洗練されたプリンスヴィルリゾートが現れます。

 

  

 

 プリンスヴィルリゾート